ChatGPTを使っていると、突然文字が打てなくなる、左のサイドバーが反応しない、チャットが開けない──そんな症状に悩まされたことはありませんか?
特にGoogle Chromeを使っているときに、ChatGPTが完全に固まってしまうバグが頻発しているという報告が、日本国内でも急増しています。
この記事では、実際に体験したユーザーの声とともに、考えられる原因と解決法、そして最後に裏技的な回復方法まで紹介します。
よくある症状:ChatGPTがこうなる
多くのユーザーが次のような現象を報告しています。
- 文字を入力できない(入力欄が無反応)
- 左側のチャット履歴・サイドバーが選択できない
- 画面全体が固まって操作不能になる
- 再読み込みしても直らない
- 右上のアイコンやメニューは動くが、チャットができない
この現象は特に「新しい機能のポップアップが表示された直後」や「“共有しましょう”などの通知バナーが出たタイミング」に起きるケースが多く報告されています。
原因として考えられること
OpenAIの公式な発表はありませんが、ユーザー間の報告をまとめると、以下のような推測ができます:
1. ポップアップによるJavaScriptエラー
新機能のお知らせや、プロンプト共有機能などのバナーが表示された際に、UIの読み込みが一時的に止まることで、全体が固まってしまう現象が多いようです。
2. Chrome環境との相性問題
特に日本語表示に設定しているChromeブラウザで頻発しており、他のブラウザ(FirefoxやEdge)では発生しないという報告もあります。
3. キャッシュの蓄積やブラウザ拡張の干渉
ブラウザのキャッシュや、ChatGPTに干渉する拡張機能が原因となることも考えられます。
まず試してほしい解決法(順番に実施)
✅ ① ページの再読み込み(Ctrl+F5)
まずは基本中の基本ですが、再読み込みで一時的に復旧することもあります。
✅ ② シークレットモードで開いてみる
Chromeのシークレットウィンドウでは拡張機能が無効化され、クリーンな状態で開けるため、症状が出ないことがあります。
開き方:
- Windows:
Ctrl + Shift + N
- Mac:
Command + Shift + N
✅ ③ 別のブラウザ(FirefoxやEdge)を試す
根本的なバグがChromeにある場合、別のブラウザに切り替えるだけで問題なく動く場合があります。
✅ ④ ブラウザのキャッシュ・クッキーを削除する
設定 → プライバシーとセキュリティ → 閲覧履歴データの削除 から、キャッシュとクッキーをクリアして再アクセス。
✅ ⑤ 拡張機能を一時的にすべてオフにする
特に広告ブロッカーやスクリプト制御系の拡張機能が、ChatGPTの動作に悪影響を与えることがあります。
最終手段:裏技「Escキー連打」で回復!
実は、筆者が独自に発見した“裏技”があります。
これは何をやっても直らなかったとき、**「なぜかこれだけで回復することがある」**という驚きの方法です。
🔧 裏技手順(実証済み)
- ChatGPTが固まっているタブをそのままにしておく
- 新しいタブをいくつか開いて、ChatGPTのURLを再度開く(例:https://chat.openai.com/)
- 各タブでポップアップが出る前後のタイミングで
Esc
キーを連打する - すると、どこかのタブで突然入力欄が復活し、正常に操作できるようになる
💡 なぜ効くのか?
おそらく「Escキー」によって、ポップアップやアニメーション系のスクリプトの読み込みがキャンセルされ、UIの初期化がスムーズに通るようになると考えられます。
今後の対応と要望
この問題は、多くの日本ユーザーが直面しているにもかかわらず、OpenAIからは公式な対応アナウンスがありません。
そのため、以下の行動を取ると今後の改善に繋がるかもしれません:
- OpenAIヘルプページでのバグ報告
→ https://help.openai.com/ - 画面右下の「?」マークから直接フィードバックを送信
まとめ
ChatGPTの突然のフリーズ問題は、特にChrome+日本語環境で多発しています。しかし、今回ご紹介したように段階的な対処を行うことで、多くの場合回避・復旧可能です。
そして最終手段として、
「Escキー連打」は、本当に効く場合がある“ガチの裏技”です。
もしあなたも同じような症状に悩まされていたら、ぜひ一度試してみてください。
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